前から女性向けに作られたセルヴィッジジーンズは、どんな色落ちをするんだろうと思い気になっていました。
あまり色落ち画像をネットでも見かけません。
同じブランドのメンズと同じ生地なら同じような色落ちになるとは思いますが、シルエットの違いなどで差が出るのではないかと思います。
当然の事ですがジーンズの穿き方や楽しみ方、洗濯頻度は人それぞれ違いますが、女性の方は洗濯回数が多い傾向にあると思います。
私個人としては洗濯は極力避けて色落ちしたものを見てみたいと思ったので自ら穿いてみようと思って数年前に購入した物がこちらです。
色落ちだけではなく単純に穿いてみたいとも思ってました。
STUDIO DARTISAN SDL-703
残念ながら現在は廃盤となっています。
サイズは28インチ。価格は15000円ぐらいと安めの価格。
買った当初はかなり穿きましたが現在はたまに穿く程度です。
とてもローライズでスキニーな、レディースモデルの王道的シルエットだと思います。
このシルエットで14オンスの生地ですが、数値よりも穿きやすく感じました。

こんなにタイトな作りなのに乾燥機にかけてしまい、革パッチは焦げたので取りました。
革パッチの画像も残っていませんが、レディースモデルはキャラクターの豚さんがリボンをしてて可愛いかったです。
現在発売されてるレディースモデルと同じデザインだと思います。
SDL-703のディテール
ボタンフライ
SDL-703はジッパーとボタンフライの両方を選べましたがボタンフライを購入。
ボタンはSTUDIO★DARTISANの刻印が入り、ボタンもボタン裏も磁石の反応無し。
トップボタン含めて3つにはビックリ。
股上の浅さを物語っています。
ボタン横は平行ステッチ。

リベット
リベットにはSA-DARTISANの刻印入りで、こちらもリベット、リベット裏共に磁石の反応無し。


縫製糸
この超絶タイトシルエットなので耐久性を考えての事だと思いますが綿糸は使われていないようです
縫い方も浮きが無いように、しっかり食い込ませるように頑丈に縫製されている印象です。
全てオレンジステッチが使用されていました。
ベルトループ
センターからズレて縫われているベルトループ。
盛り上がりのあるベルトループですが色落ちが激しく白くなっています。

アウトシーム
アウトシームはセルヴィッジで赤と青のトリコロールカラーで、ここも可愛いポイントだと思います。

平耳っぽいですし、洗濯少ないからなのかセルヴィッジのアタリはまだまだです。
対象的にインシームはボコボコしています。


バックポケット
レディースモデルらしい、可愛く小さなバックポケット。

色落ち
このシルエットですので、腰ヒゲになりそうなシワはしっかり入り、膝の辺りに細かいヒゲが見られます。
穿き始めは膝の裏が痛かったハチノスはこの通りジャバラみたいな色落ちです。
全体的に色落ちの兆候が見られます。


最後に
シルエットはとても綺麗で、レディースモデルらしいアクセントもあり、色落ちも期待できそうな予感です。
流石、老舗ブランドのダルチザンだと思いました。
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