様々なブランドがヴィンテージのXXを解体し、糸や染めや織りを研究し、再現したジーンズを世に送り出しています。
私が今までで1番凄いと思ったのがSILVERSTONEとGROUNDALLSのジーンズです。
途中でシルバーストーンからグランドオールズにブランド名が変わりましたが基本的に大きな違いはないと思います。
シルバーストーンジーンズの特徴
サイズが大きい
とにかくサイズが大きく、ウエストはジャストでもダボダボした感じです。
色落ちが凄い
現在のレプリカも良い色落ちするものが沢山ありますが、ネットで見たシルバーストーンの色落ちには言葉で表すのが難しいですが凄みを感じました。
手持ちのシルバーストーンのジーンズ
シルバーストーンのジーンズは現在作られてないので探すのが大変です。
状態が良くマイサイズを探すのは困難だと言って過言ではないと思います。
コツコツ集めたシルバーストーンのジーンズ(手放した物も含め)を数回に分けて紹介したいと思います。
G501XX
G501XXはシルバーストーンのジーンズの最上位モデルになります。
最上級モデルは、もう一本WW2SPというモデルもありますがこの2本の色落ちが特に素晴らしいです。
マイサイズではなかったのですがG501XXを入手しましたが、ただでさえサイズが大きいのにオーバーサイズだったので穿き込み断念して売ってしまいました。因みに32インチでした。

じっくり30インチ以下を見つけて買う事にしました。
シルバーストーンXX
前置きが長くなりましたが今回紹介するのはシルバーストーンの上位モデルです。
デッドストックではありませんが、まだ色の濃い状態です。


入手した時点で革パッチがなかったのですが、調べてみてXXだと思います。
こちらもかなり良い色落ちした物を見た事があるので期待は大きいです。
シルバーストーンXXのディテール
フロントボタン
SILVER STONE★TOKYOの刻印入りです。フライボタンはSILVER STONE。
ボタンは鉄製ではありませんでしたがボタン裏は鉄製でした。
XXという名の通りボタン横はVステッチ。


リベット
リベットにもSILVER STONEの刻印入り。
リベット裏も同様。
こちらは両方磁石の反応がありませんでした。



縫製糸
オレンジとイエローの2色使いですが、イエローというよりクリーム色の方が近い感じです。
内タグ
SILVER STONEの下の字が殆ど消えてますが、微かに2が確認できたので30インチ以下になります。


シルエット
ウエストは丁度いいのですが、やはり下は大きい作りです。
G501XXと違いウエストが適応サイズだった分、個人的には許容範囲です。
最近のテーパーの効いたレプリカが多い中、新鮮な感じがします。
生地
14オンスの生地だと思いますが、シルエットの関係もありとても穿き心地が良いです。
最上位モデルはとても青みの強い生地でした。
こちらも最上位モデルまでではありませんが青みが強く、あまりわざとらしさを感じない生地だと思います。
セルヴィッジ
コインポケット、アウトシーム共に赤耳付き。
濃いピンクのような印象です。
手放してしまった最上位モデルのG501XXは耳の幅がLENOのKAYのように不均等でしたが、こちらはほぼ均等になっています。



赤タブ
サークルRならぬサークルSになっています。

なんとも言えない雰囲気を感じます。
シルバーストーン第二弾に続きます。
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