高騰し続けるリーバイスのヴィンテージジーンズですが、こちらは安価で購入できました。
リーバイス805
リーバイス805のヴィンテージを2本入手しました。
505のローライズ版、505のユース版、日本(アジア向け)など色々聞いたことがありますが、ウエスト40インチの物が存在するので505のユース版ではないと思います。
リーバイス805のディテール
手持ちの2本の805を見ていきたいと思います。
トップボタン・ジッパー
トップボタンは501のようなシルバーではなく、ブロンズボタンになっています。
防縮加工されている生地はブロンズボタンになるようです。

805はボタンフライではなく、ジッパーフライになります。2本共にTALON42が使用されています。
ボタン横は平行ステッチ。
トップボタン裏の刻印は8でした。

805は刻印8が多いと思います。
紙パッチ・赤タブ
どちらも紙パッチが残っていました。

805の隣の0217の意味は防縮加工生地ということのようです。
赤タブはEとeの両方が存在します。

縫製糸
オレンジとイエローの2色使いですが、オレンジの割合が多いです。
アウトシーム
805は脇割りが多く耳付きは少ない印象です。
Eは脇割り、eは両耳でした。


逆にEの耳付き、eの脇割りも存在すると思います。
脇割りは金色のようなステッチで、よく見かける脇割りと違い格好良く感じました。
しかし強度は低そうに見えます。
どこかで見た事がありますが、両耳の耳のラインを見ると2本線(2重線)です。

シルエット
とても股上が浅くてヒップ周りも小さくて、殆どテーパーのないズドンとしたシルエットです。
このシルエットもどこかで見た事があります。


スレキ
スレキには66モデルのようなスタンプがされていますが、製造年月などはわからなかったです。

リーバイス805と国産ヴィンテージジーンズ
先程の耳の2本線、シルエット共に国産ヴィンテージジーンズと瓜二つに感じます。
全てが805と同じ訳ではありませんが、国産ヴィンテージジーンズは805のようなシルエットが圧倒的に多い印象です。
やはり日本向けに作られた説が有力だと思います。
国産ヴィンテージジーンズも好きな身としては、国産ヴィンテージジーンズの高級バージョンみたいに思えてしまいます。
このような、ちょっとクセのあるシルエットだったり、サイズも30インチ以下や40インチ近くが多く、ゴールデンサイズの玉数が少ないのが比較的安価な理由なのかもしれません。
805を穿いてみると皺が付きやすいので、ヒゲがハッキリした色落ちになるかもしれません。
リーバイスのヴィンテージですので色落ちは保証済みと言っていいと思います。
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