コーンミルズ(コーンデニム)ホワイトオークが閉鎖され数年経ちましたが、ジーンズと言えばコーンミルズ、コーンミルズと言えばヴィンテージリーバイスという感じでコーンミルズには憧れを抱きます。
CANTON TEXTILEMILLSの生地を使ったCANTONはありますが、コーンミルズの名前が使用されたジーンズを入手しました。


DELUXE CORN 1969
紙パッチ
コーンミルズのコーンを英語にするとCONEになりますがこちらはCORNになっています。
しかしよく見るとバッチの中央にはCONEの文字が輝いて見えます。
フェニックスのような絵とDELUXECORNの文字にラスボス感を感じます。

フラッシャー
紙パッチと同様の絵と文字です。カラフルですが他の国産ヴィンテージのように文字は少なくシンプルです。
フットボールクラブや高級車のエンブレムみたいです。
個人的にアメリカンというよりヨーロピアンな雰囲気を感じます。

THIS FABRIC MADE IN USAと表記の確認もできますので、CONEミルズの生地を使用したCORNブランドのジーンズという感じなのでしょうか。
紙タグ
紙タグにはLOT1969と記載されています。
1969年製だったら最高です。

ボタン
ブランド名の刻印はなく汎用品のボタンですがシルバーで鉄製なので個人的には満足です。
ボタン横はVでも平行でもないステッチ。
ジッパーはTALON42。

リベット
リベットは無刻印で鉄製。
ボタン裏は銅製。


バックポケット赤タブ
バックポケットのステッチはおなじみのステッチ。
赤タブはCOSMOジーンズ同様にcmとインチを表記しています。しかもcm付き。


セルヴィッジ
アウトシーム、コインポケットともに赤耳は使われていませんでした。
アウトシームは脇割り。
裾の縫い目のズレがえげつないです。

生地
とても青みが強いです。
ネップ感やザラ感は控えめです。

DELUXE CONE
こちらのサイトで同ブランドの物と思われるジーンズを見かけました。
こちらはデラックスCORNではなくデラックスCONEとなっています。
しかし何故か赤タブはCONEではなくCORN。
何かの事情でCONEからCORNに変更したのか、意図的に変更したのかはわかりませんでしたが、前者の方が古い気がします。
CONE DEEPTONE
先程のリンク先の画像にCONEDEEPTONEと表記された織りネームがあります。
調べてみたらコーンミルズで独自で販売してたブランドとどこかで見た事があります。30年代〜50年代ぐらい古着は高額で販売されているようです。
リーバイスに生地を供給していたコーンミルズですので納得です。
私が今回入手した物の織りネームは
CORN DEEPTONEでした。
こちら国産ビンテージジーンズになると思いますが、他では見た事がないMADE IN FANOUSの文字が格好良く見えます。
ビッグストーンなら大石貿易というように、製造会社まではわかりませんでした。
ジーンズは奥が深くて楽しいです。
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