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BIG JOHN M3002 国産ヴィンテージ版606

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国産ヴィンテージジーンズでテーパーのかかったシルエットの物を欲しくなり探してみました。

BIG JOHN XZ7 Lot7

現在存在する日本最古のジーンズメーカーだと思われるBIG JOHNのスリムストレートになります。。

2本ありますが、どちらも70年代の初めに作られた物だと思います。

ディテールを見ていきたいと思います。

紙パッチにXZ7と表記されています。

もう1本の紙パッチは外しておいたら無くしてしまいましたがlot7でした。

おそらく縫製した工場によってlotが決められていたのだと思います。

フラッシャー

Lot7の方にフラッシャーが付いていました。

大きくSLIMFITSと書かれています。

下の方には

Materials made in USA

Products of japan

と書かれていますが個人的には各メーカーこの表示にしておけば良かったのにと思います。

トップボタン

BIG JOHNの刻印入り。

ボタン横ステッチはVでも並行でもありませんでした。

リベット

リーバイス606同様にリベットが使用されていません。シルエットも606と似ています。

他の国産ヴィンテージでも稀にスリムストレートが存在しますがリベット付きの物しか見た事がありません。

リベット無しのジーンズは新鮮です。

赤タブ、バックポケット

BIG JOHNの赤タブ。

リーバイス606のようにオレンジタブや黒いタブではありませんでした。

こちらの2本共にバックポケットにはステッチが入っていません。

BIG JOHNと言えば現在も使われている横に2本線のステッチが特徴ですが思い切ったなと思います。

生地

こちらもアメリカ製の生地ですが、BIG JOHNはコーンミルズの生地を使っていたそうです。

織りネーム

SANFORIZEDと表記されていますので防縮加工生地になります。

この後に国産生地が誕生してからM3002の国産生地バージョンもありますが、こちらのSANFORIZED表記だとアメリカ製(コーンミルズ製)の生地のようです。(例外もあるかもしれません)

国産生地になるとBIG WASHING表記。

アウトシーム

XZ7は片耳でした。

やはり耳は2本線でした。

本家の606というと巻き縫いが多いですが耳付きはお得な気分です。

シルエット

股上が深めで足首がとても狭く、この辺も606を意識して造られたの思います。

こちらのSLIMFITはM3002という型番のようですが、価格が明記されている紙の付属品が残っていると、そちらに記載されているようです。

判別の目安として先程のフラッシャーやリベットの有無やパックポケットのステッチなどで推測されると思います。

雰囲気はありますし、当時の生地も使われていてとても良いと思いました。

Lot7はデッドストックでXZ7もデッドストックかそれに限りなく近い状態でした。

どちらもレプリカや復刻より安い5千円前後という良い買い物でした。

防縮加工済ですが、水通しをし乾燥機にかけたら意外と捻れました。

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